2.資格の紹介

本校で取得できる資格のうち、機械科ならではの資格を紹介します。
その他にも、他学科と共通の資格を取得することができます。

基礎製図検定
 製図を学ぶ生徒のために、製図の基礎的・基本的な知識や理解力を確かめる検定制度です。出題の内容は基礎的な図形に重点が置かれ、基礎的な知識や作図の力があるかが試されます。

機械製図検定
 機械図面の基礎的なことがらの理解と図面を読み取る力、図面作成能力を確かめる検定試験です。一次と二次の試験があり、二次では課題図面を読み取って実際に作図する力が試されます。合格するには、確かな図面の読解力と作図力が求められます。

旋盤技能検定
 工業高校で習得する「旋盤」に関する知識・技能を計る検定試験です。筆記試験と実技試験からなり、両方とも基準をクリアして合格となります。

アーク溶接技能検定
 工業高校で習得する「アーク溶接」に関する知識・技能を計る検定試験です。筆記試験と実技試験からなり、両方とも基準をクリアして合格となります。

普通旋盤技能士
 旋盤技能検定よりも難易度の高い課題となり、反復練習が必要です。本校では3級が中心ですが、2級にチャレンジする生徒もいます。

曲げ板金技能士
 鋼製の薄板を、与えられた課題図面を見ながら切断し完成品に仕上げる技能を見る資格です。鋼板は想像以上に硬く、きれいに切断し曲げるのは大変です。本校は3級に挑戦しています。愛知県内の高校では本校機械科が初めて合格者を出しました。

機械検査技能士
 与えられた材料をノギス、マイクロメータ、シリンダゲージを使用して測定します。本校は3級に挑戦しています。所定の制限時間内に外径、内径、段差、深さの測定やねじの有効径測定、マイクロメータの器差測定を行い、合格者は機械検査の基本的な技術を身につけることが出来ます。

危険物取扱者
 可燃性の危険物を扱う業務で必要となる資格です。高校生では、乙種の第一類から第六類の取得を目指します。