7.実習施設の紹介

ここでは、授業で使用する部屋の紹介をします。


・アーク溶接実習室

電気を使った溶接をする部屋で、二年生の実習や三年生の課題研究で使用する実習室です。
アーク(電気火花)が5000~7000℃の熱を発生し金属を溶かして溶接します。


・ガス溶接実習室

可燃性のガス(アセチレンと酸素)が燃えるときの熱を利用して金属を溶接します。一年生の実習で使います。


・旋盤実習室

材料を回転させ刃物で削る工作機械が旋盤です。 1年、2年の旋盤実習や3年の課題研究で使います。同一メーカーの旋盤が21台揃っており、充実した環境で学ぶことができます。


・フライス実習室

旋盤とは違い材料は固定され刃物が回転して平面を削る工作機械がフライス盤です。2年、3年の実習で使用します。文鎮とミニバイスの製作をします。


・製図室

ドラフターという図面を描くことのできる機械が40台あり クラス全員が使えるようになっています。
製図の授業や実習(テクニカルイラストレーション)などで使用します。


・鋳造・手仕上げ実習室

一年生の時に主に使う実習室で、ものづくりの基礎を学ぶことの出来る重要な実習室です。また機械研究部の活動場所としても使われます。


・CAD実習室

パソコンで図面を描く実習(CAD実習)で使用します。  
パソコンは20台ありすべての人が余裕を持って実習を受けることができます。 本校では2年生の実習でJW-CADを学びます。


・NC実習室

NCとは、コンピュータでプログラムを製作し、機械をプログラム通りに自動で動かすものです。機械科にはFANUC社のロボドリルが2台あり、それらを用いて三年生でプログラムと加工について学びます。NC加工は現代のものづくりで欠かせないものです。


・原動機実習室

ここではエンジンの内部を見ることができ、エンジンの解体の仕方や点検の仕方を学びエンジンの基礎を学ぶことができます。
他にも解体されたままの部品なども置いてあるので、自動車に興味がある人にはとても魅力的な実習室となっています。3年の実習で使います。